わたし達大人にとって、今現代では便利で生活に欠かせてないものとなっています。

基本的な電話の機能はもちろん、多様化する連絡手段(LINE、テキストメッセージなど)やSNS、買い物などにもお財布代わりとなりつつあります。

そして、今や小学生でも持つ子が多くなってきています。

もちろん目的は、親御さんからすると防犯面の理由が一番多いかと思います。
今のキッズ用の携帯には防犯ブザーやGPS機能が付いているものがほとんど。

しかし、ご家庭によっては、新品を買うよりおうちの人が使っていたスマートフォンをお下がりにして与えているかもしれません。
格安スマホなどもありますよね。

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だんだん持たせないというわけにはいかなくてなってきています。
なので、しっかりルールやマナーを確認した上で使うことを始めましょう
大人がしっかり管理をするということが大前提となります。

他のお約束事と同じように、子どもとルールを決めることはとても大事なことです。
しかし、どんなルールがいいのか?と戸惑う方も多いかと思います。

そんな時にこの《携帯電話を子供に持たせる12の約束》をぜひ参考にしてみてください。

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以前、インターネット上で話題になった『携帯を持つときの18の約束』です。
アメリカのお母さんが息子に携帯を与えるときに息子に宛てた手紙の内容です。

これを日本の習慣や今の環境に合わせて作り直したのが、この12の約束になります。
こちらは我が子が日本の学校に体験入学したときに、学校のお知らせの一部として渡されたものです。

もしこれからお子さんに携帯を持たせるとなった時に、参考になれば嬉しいです。

⒈ 携帯電話は、おうちの人からの借り物

携帯電話はおうちの人が買ってくれたもの。
そして、あなたに無料で貸していてくれるだけです。
このことを忘れないようにしましょう。

⒉必ずおうちの人にパスワードを知らせる

携帯電話はおうちの人からの借り物なので、おうちの人が見ても良いという約束をしましょう。
なので、パスワードはおうちの人に知らせましょう。

⒊携帯電話使用のマナー

携帯が鳴ったら
①礼儀正しく
②正しい言葉遣い
で出るようにしましょう。

それがおうちの人からだったら絶対に出ることを約束しましょう。

公共の場では電源を切るか、マナーモードにしましょう。
特にレストラン、映画館などの他の人がしゃべっている場所や静かにしないと行けない場所では気をつけるようにしましょう。

⒋携帯電話を使って良い時間を決める

学校のあるときは○時に、休日は午後○時に親に携帯を渡すようにしましょう。
次の朝○時まで預かっておきます。

友達の親が出ても、ちゃんと事情や内容を説明できる内容なら、夜に電話しても問題ありません。
ただし、相手の家族や生活のことも考えてかける時間には注意するようにしましょう。
*預かる時間については、ご家庭で相談して決めてください

 
こういうグッズを使っても楽しいかもですね

⒌携帯電話を学校に持って行くことの禁止

メールでやりとりする仲の良い友達とはなるべく会話を楽しみましょう。
会話は生きる上で重要なスキルとなります。

⒍携帯電話の故障・紛失

もしトイレに落として水没させたり、地面に落として破損、紛失させて場合についても考えておうちの人と話し合って起きましょう。

⒎年齢制限があるようなサイトの禁止

年齢制限のあるサイトを開くと犯罪に巻き込まれる可能性があります。
携帯電話で使用する内容はおうちの人と共有できる情報のものにしましょう。

わからないことがある時は、できるだけ自分で本を使って調べるようにしましょう。

⒏携帯電話を使ってしてはいけないこと

携帯やメール、ネットを使って嘘をついたり、人を馬鹿にしてはいけません。
ネットいじめに関わるようなことをしてもいけません。
ネットいじめなどのトラブルに参加したり巻き込まれないように注意しましょう。

人に面と向かって言えないことを、この携帯を使って言ってはいけません。
友達の両親の前で言えないことも、この携帯を使ってメールで言ってはいけません。

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⒐人の写真をラインやインターネットに載せることの禁止

あなたや友達の写真を送ったり受け取ったりしてはいけません。人の写真をいたずらしたり、バカにしたりすることもだめです。

個人写真は悪用される危険があり、学校生活だけでなく人生さえも壊してしまう可能性があります。

インターネットの世界はみんなが思っているより巨大で強力で残酷です。
いったん情報が広まると解決したり回収することは無理なので、気をつけるようにしましょう。

10.携帯を使いすぎないようにしましょう①

ときには携帯を家に置いていきましょう。

携帯はただの道具であって、あなたの身体の一部ではありません。
携帯なしで生活することも忘れないようにしましょう。

すべてを記録する必要はありません。
それよりも経験を大切にしましょう。

全ては思い出となって記憶に残る
はずです。


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11.携帯を使いすぎないようにしましょう②

ネットのゲームばかりでなく、ときには実際に将棋やオセロ、クロスワードパズルや難しいパズルなどを解いて、脳を鍛えるようにしましょう。

またあなたの周りで起きていることを実際に体感するようにしましょう。
たまには外の景色を見たり、鳥の声を聞いたり、散歩に出かけたりしてください。

携帯に頼らないで、自分で考え、自分で感じ、自分で見聞きするようにしましょう。

12.家族で会話を大切にしましょう

携帯電話の使い方で問題が起きたら一緒に何が問題だったのかについて話し合いましょう。

あなたは大切な家族の一員です。
家族みんなで解決していきましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

きっと大人の皆さんでもハッとする内容はあったのではないのでしょうか。

ご家庭によって、状況や環境はそれぞれだと思います。
こちらを基準・参考にしてご家庭の方針に沿ったルールを決めてみてください。

携帯電話は便利なものですが、振り回されない…
時にまだ意志の弱い子供には強力すぎるアイテムかもしれません。
そのことを分かった上で使うことがとても大事です。